ServiceNow×Globalway お役立ちコラム

ServiceNowの画面と役割を徹底解説|管理者・利用者・承認者それぞれの使い方とは?

作成者: Globalway|May 12, 2026 7:34:10 AM

企業のIT運用や業務プロセスを効率化するためのプラットフォームとして、多くの企業でServiceNowが導入されています。

ServiceNowはITサービス管理だけでなく、申請管理、顧客サポート、人事業務など、さまざまな業務をデジタルワークフローとして管理できる点が特徴です。

しかし、ServiceNowは利用するユーザーの役割によって、使用する画面や操作内容が大きく異なります。

例えば、システムを設定する管理者、申請を行う利用者、承認を行う上長など、それぞれが異なる画面を使いながら業務を進めています。

本記事では、ServiceNowで利用される主な画面と、それぞれの役割ごとの使い方について解説します。

 

ServiceNowの画面は「共通構造+役割別表示」でできている

ServiceNowの基本画面構成

まず理解しておきたいのは、ServiceNowの画面は基本的に構造や考え方が共通しているという点です。

画面上部には検索や通知、ユーザー設定などが並ぶヘッダーがあり、左側にはナビゲーションメニュー、中央には実際の作業を行うコンテンツエリア(メイン画面)が表示されます。

この基本構造は、多くのユーザーに共通しています。

しかし、左側のメニューに表示されるアプリケーションや、開いた画面で実行できる操作は、ユーザーに付与されたロールによって制御されています。

つまり、多くの場合は「画面がまったく別物になる」というより、「見える範囲と操作できる範囲が違う」と捉えると理解しやすいでしょう。

 

 

管理者が使用するServiceNow画面

1. 管理画面(管理コンソール) 

ServiceNow管理者は、システム設定やワークフロー構築などを行うために、管理画面を利用します。

管理画面では、テーブル設計やユーザー管理、アクセス権限の設定など、システム運用に関わるさまざまな設定を行うことができます。

また、業務プロセスを自動化するためのフロー設計も管理者の重要な役割です。

ServiceNowでは、ServiceNow Flow Designer を利用することで、申請受付から承認、タスク作成までの一連の業務をローコードで構築することができます。

 

2. リスト画面とフォーム画面

管理者は、インシデントやユーザー情報などのレコードを管理するために、リスト画面とフォーム画面を頻繁に利用します。

リスト画面では、レコードの一覧の確認や、検索やフィルタを使って必要な情報を探すことができます。

一方、フォーム画面では個別レコードの詳細を確認し、情報の更新や設定変更を行うことができます。

これらの画面は、ServiceNowの運用管理において基本となる操作画面です。

 

利用者(社員)が使用するServiceNow画面

1. サービスカタログ

社員や一般ユーザーがServiceNowを利用によく使われる画面の一つが、サービスカタログです。

サービスカタログでは、PC申請、アカウント発行申請、ソフトウェア利用申請など、さまざまな社内申請を行うことができます。

申請はフォーム形式で入力するため、必要な情報を簡単に登録することができます。

また、申請内容に応じて承認フローが自動的に実行されるため、従来のメール申請と比べて業務効率の向上が期待できます。

 

2. ポータル画面

ServiceNowでは、社員向けのポータル画面を提供することもできます。

ポータルでは、申請の作成だけでなく、申請状況の確認やナレッジ記事の検索なども行うことができます。

例えば、ITトラブルが発生した場合、ユーザーはポータルからインシデントの登録や、過去のナレッジ記事を検索して自己解決を試みることができます。

このようなセルフサービス機能により、IT部門への問い合わせ削減も期待できます。

 

承認者が使用するServiceNow画面 

1. 承認タスク画面 

上長や管理職などの承認者は、申請の承認処理を行うために承認タスク画面を利用します。

この画面では、承認依頼が一覧で表示され、内容を確認したうえで承認または却下を行うことができます。

承認画面では、申請内容、申請者、申請理由などの情報を確認できるため、迅速な意思決定を行うことが可能です。

 

2. モバイル承認 

ServiceNowはモバイル端末からの承認にも対応しています。

承認者はスマートフォンから承認依頼を確認し、その場で承認処理を行うことができます。

これにより、外出先や移動中でも承認対応ができるため、申請処理のスピード向上につながります。

 

役割ごとのServiceNow利用イメージ

管理者・利用者・承認者

ServiceNowでは、ユーザーの役割ごとに利用する画面や操作内容が異なります。

役割ごとの利用イメージをまとめると、以下のようになります。 

ユーザーの役割に応じて必要な画面や操作が整理されているため、それぞれ業務を進めやすくなります。

 

役割 主に利用する画面 主な作業
管理者 管理画面、リスト画面、フォーム画面 システム設定、ユーザー管理、ワークフロー構築
利用者 サービスカタログ、ポータル 申請作成、問い合わせ登録、ナレッジ検索
承認者 承認タスク画面 申請内容の確認、承認・却下

 

IT担当者が使用するServiceNow画面は“処理効率”が重視される

IT運用担当者が利用する画面は、利用者とは大きく異なります。

インシデント管理、問題管理、変更管理などのモジュールが表示され、リスト画面では大量のレコードをフィルタリングしながら処理できる設計になっています。

SLA残時間、優先度、自動割り当て、関連レコードなど、業務処理を効率化するための情報が集約されています。
 
さらに、Agent Workspaceなどのワークスペース機能を使うことで、複数レコードをタブで管理しながら対応することも可能です。

IT担当者の画面は「スピード」と「可視性」が重視されているのが特徴です。
 

■ 主な画面

  • インシデント一覧
  • 変更管理画面
  • 問題管理画面
  • ワークスペース

 

まとめ:ServiceNowは“役割で姿を変えるプラットフォーム”

ServiceNowは、IT運用や業務プロセスを効率化するための強力なプラットフォームです。

その特徴の一つが、ユーザーの役割に応じて必要な画面や機能を提供し、それぞれが必要な業務を効率的に行える点にあります。

管理者はシステム設定やワークフロー構築を行い、利用者はサービスカタログから申請を行い、承認者は承認タスク画面で意思決定を行います。

このように役割ごとに適切な画面を利用することで、組織全体の業務プロセスをスムーズに進めることができます。

ServiceNowを活用することで、申請管理や問い合わせ対応などの業務を効率化し、企業のDX推進にもつなげることができるでしょう。

 

 ※サムネイル画像は、生成AIで作成したイメージです 。 

 

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